意識があるとないの間と夢の中

我々には意識がある。しかし意識は、ある、ないに2分されるわけではないのでは。もし人間に意識があるとして。もし石ころに意識がないとして。猫は?ネズミは?牛は?赤ん坊は?睡眠と覚醒の間にいる時は?ぼんやりと夢の中のように快と不快くらいを感じる、意識があるとないの間の状態があるのではないか。

夢の中ではだいたい自分で自分の行動を決められず(決めようとか、決められるかもと思いつくことも無い)、自分の行動も周りの状況の変化も含めて観察しているようだ。

それはまるで《観測》のような。

自分に関する決定に意識があまり関与していない。脳の旧皮質の決定をただ見ているような。原始の意識がそうだったとしたら。

意識は発達すると自分が能動的だと思うようになる?