母と新しいお父さんと私達姉妹は新しい家に引っ越した。家賃を押さえたいけれど、ある程度の広さは必要。それで、安っぽい木が飛び出している、変な間取りの家に住むことになった。階段の途中に変なスペースがある。部屋の配置も、なんだか行き当たりばったりで考えたみたい。
新しいお父さんが私達の中にいることにも慣れない。別にこの人に何か問題があるわけじゃない。病気で死んだお父さんがいて、私達家族はしっくりきていた。
一階のプールで私は自分のたくさんの本や書類の整理をしていた。そうしたらプールの操作をミスして、本や書類が水を被り、びしょびしょになってしまった。いつもみたいに冷静に悲しくなって徒労感に包まれて、既に整理で疲れ果てていたのでこの大量の水浸しを拭いたりする気力もなく、あきらめて自室に行って寝てしまった。
母と新しい父は彼らの部屋を片付けていた。この家が気に入らないからまた引っ越すことにしたようだ。もう荷物は大方ダンボールに詰められ、押し入れは空っぽだった。
私がうとうとしかけた時に彼らが私の部屋に来たので、私はプールの惨状を伝えた。そうしたら母が片付けに行ってくれたようだった。眠たくて、またすぐ眠りに落ちた。
二回目の未遂後
縫合
前の未遂で救急で何針か縫ってもらったとき、地元の整形外科などで抜糸してもらうよう言われ、そうした。そこの先生はすごくさらっと普通に接してくれた。
今回は意識がしっかりしていたので自分で仮に手当てをして近所の整形外科に行った。先生もスタッフも良い人達だった。もうやめなねとも言ってくれた。先生から、自傷をした患者を受け入れない病院もあると聞いた。専門の医師でないと扱えない患者もいたりするから。
救急で運ばれたときよりなぜか申し訳なく感じる。私だったら、私みたいなのが受診に来たらいやだ。
失敗したときの申し訳なさ、人間の体が無駄に丈夫であること。自殺は非常に難しい。トライするリスクも大きい。希死念慮がなくなる気はしない。研究と準備は長期戦だ。寿命のほうが早く来るかもしれない。
夫が思っていたこと
手当てしてもらった跡を見てしばらくして夫が言った。自分は自衛のために私に素っ気なくすることもある、あしからずと。
今回の未遂の最後のきっかけになったのはオートロック事件だった。
私は外に出るのが億劫で、ネットでよく買い物をする。住んで一年半ほどのこのマンションはオートロックだ。置き配ができない。それでもせめてチャイムを聞いてマンションの入り口を解錠したあと玄関前に置いておいてほしいので置き配指定していた。ある日郵便局の人に、オートロックなら置き配設定しないでくださいとたしなめられた。
最初は平気だったが少しずつ混乱と恐怖が現れた。夫が帰ってきてその話をすると彼は「それは、だから、そういうことだ」などと指示語を多用して話す。わからなかったのでいちいちどういう意味か尋ねた。どうもその配達の人がイレギュラーなだけだから何もしなくていいと言いたいらしい。どうしてわからないのか、という彼によくある態度。元気なときならいいが、しんどいときにやられるときつい。
また同じ人が来たら怖いからインターフォンを切ったと言ったら、なるほど怖かったのか可哀想にという色を少し見せた。
最後だけ同情してくれたように見えたが、私がおかしな事態に遭って怖がっていることがわからなかったのかもしれないが、もう少しちゃんと話を聞いてほしかった。
小見出し冒頭の「素っ気なくすることもある」と言われて、それでこのやりとりになったのかと思った。彼が言ったのがこの件を含むのか確証がなかったので答え合わせをしたいというと、思い出したくないと言うので引き下がる。怒り出すと怖いので。
それくらい察しろと思われて人を怒らせることは他にも思い当たる。
わからないのだからどうしようもない。
そして答え合わせ出来ないままの私の予想が合っているとするなら、まとめるとこうなる。
・夫は私に死んでもらっては困る
(本当に??)。
・私は夫のために死ぬのを我慢している
(現実的には上記の事情で実行困難だが)。
・私がしんどいとき夫は助けてくれない。
これはつまり、、孫の可愛いとこだけ享受するおばあちゃんか、夫は。
ちなみに私はいつ離縁されても当然と思っている。タダ飯喰らいなので。でもその話題をすると機嫌を損ねるだろう。
人は助け合って生きるなんて誰が言ったんだろうな。一人上等。一人で書いて一人で狂って一人で以下略。
実家の家族の前ではしんどそうなところは見せられなかった。白い目で見られるから。気持ち悪がられるから。涙が出れば家の外に出て、夜には必死で嗚咽を押し殺した。
そこから解放されてここへ逃げてきたのではなかったのか?ここでまた差し障りのない話題を探して、つらくても隠す日々を過ごせと。
というか、夫よ、君は治療跡だらけの私を見るより泣き言を聞くほうがきついのか。(それもわからなくもないが…)
もしかしたら、私と生きることと一旦一人になること、選べないから私に委ねているのか。
とにかく、私のベースはこの家ではない。その中の自室だ。そこで書く。文字に語る。意味はなくとも歌う。書く。それだけ。ここは、自室は、安全だよ。
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何もかも捨てたい。どんな声も届かない所に行きたい。つまり死にたいけど、遠くへ引っ越せたら、そこで人と関わらなければそれでいいのかも知れない。それは無理だけれど。
死という究極の最強のお守りを握りしめた時さえ、あの謎の批判の声が聞こえる。なんか批難される気がする。昔の母は私が病気の症状を現すと軽蔑した。きっとそれと同じ。新しい呪いだ。つまり、お守りに頼りたいような時に現れる、思い出される。なんて厄介。
今なら死ねたとしても批難されるだろうと思いながら死ぬだろう。
やっぱり昔の母の再来なのだ。やっと離れたのだから自分を取り戻さなければ。今は実家から逃げ出せた時と同じなんだ。
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はやくしにたい
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頭が痛い頭が痛い頭が痛い頭が痛い身体が爆発したらいいのに散弾銃で撃たれるのでもいい全部消すために消えたい全部消えろでっかいハトメ打ちで心臓をくり抜きたい私を生きさせてる全てのものを恨む憎む許さない
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悲しいな。頭も痛い。肩も凝ってる。頓服飲んで寝るのがいいかな。
お互いにとって何のメリットもないなあ。時間を奪いあって、苦しめあって迷惑をかけあっているだけだ。
少なくとも私からはもう何も言わないほうがいい。
今とりあえず落ち着くにはどうしたらいいかな。リポビタンフィールも飲んで寝よう。スマホをサイレントにして。
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だめだわからない。怖いし、疲れている。寒い。頭が痛い。一旦逃げよう。