重い認知症と片足麻痺の父。介助する家族や、何より本人がそんな苦しみを受けるのは何が原因か。彼の両親が彼を生んだことである。 受付の人が他のスタッフのミスについて非を認めなければならないのは苦痛だろう。そういうことは起きる。彼女の両親が彼女を…

流しの食器には数ミリほどの髭がいくつもへばりついている。吊棚のへりにも、調理スペースの食器にも、乾燥台の洗い終えた食器にも。 もし使ったそばから食器を洗い、すぐに拭いて片付けていればこうならない。髭つきの食器を嫌なのは私だから、私が対処すべ…

わかっている。私が悪い。終わりにさせてくれ。私にはもう次の手がない。君にはあるだろう。終わりにさせてくれ。

全部私が悪いのだろう。わかっている。私がまともに普通にこなさないのが悪い。苦痛を除くには死ぬしかない。 台所に散らばった髭も見たくない。怒った姑のことも考えたくない。 起きて現実に戻りたくない。

人と関わるのはとても難しい。

義母にタダでのグラフィック作業を頼まれ断ったら無視されている。 妹にも無視されている。直前の会話を考えると、私が菜食であることが気持ち悪いのだと思う。 その他にも会話が通じないことが多い。

いつでも死んでいいんだということを忘れないようにしよう。