人は生まれれば働かねばならぬのに働くことが苦である者と苦でない者がいる。日々における仕事の(時間や考えを占める)割合から考えると人生のほとんどが苦である者と苦でない者がいるということだ。苦である者に救済があっても良いのではないか。「働かなければ生きていけない」これが真実ならば、働けない者が上手く死ねる社会であってもよいのではないか。もしかして社会は働くのが苦でない者が作っているのか。

売春で得たなけなしの自尊心を蔑まれ同情されなければならないのか。

出生前診断で子が働けるか働けないか分かればいいのに。そうしたらきっと賢明でお優しい親の皆さんは私たちに慈悲をかけて生まずにいてくれるだろう。

 

早く気付くべきだったのだが、どんなに親しくなったと思っても苦なく働ける者に内心を話してはいけない。